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JOURNAL

教えて技術部!ドライヤー編 パート1HAIR

家電の「い・ろ・は」や、巷でウワサになっている裏技について、果たしてそれが正しいのか否かを探る企画を、スタートします!
ドライヤーの「ベストバランス」の謎
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「こんな使い方って、本当にいいんだっけ?」
「もっと効果的な使い方があるんじゃないかな…」 

家電を使うとき、そんな風に思うことってありませんか?


はじめまして。テスコム電機のコーポレートPRを担当しております、田形(たがた)と申します。
入社して5ヶ月、家電については絶賛勉強中の私が、家電の「い・ろ・は」や、
巷でウワサになっている裏技について、テスコムが誇る技術部への質問を通して
正しいのか否かを探る企画をスタートします。

第一弾となる今日は、当社の柱となる製品「ドライヤー」についてです。 
技術部の久保田さん、よろしくお願いします!!!  

はい、よろしくお願いします。

ところで、むしろ年末が近づいてきているのに何ですが、今年の夏は本当に暑かったですよね…。 
久保田さんは夏お好きですか?  


いきなり話が逸れますね(笑) 
おじさんは、夏はあんまり好きではありません。


おじさん・・・なんだか久保田さんが言うと、不思議とかわいい感じがしますね(笑)


そう?!そうかなぁ(照) 


さて、2018年は本当に暑かったので、例年に比べて特に「ドライヤーの時短方法」についての記事が多かったように感じました。
シャンプーやスプレーでも、ドライヤーの時短をポイントにした製品も出ていましたよね!  
昨今、メーカーとして「速乾」っていうキーワードは、無視できないものとなっていると思いますが、いかがお考えですか?  


そうですね!  
「速乾」と同時に、「大風量=乾きやすい」というイメージを持たれている方が多いんじゃないでしょうか。

でも、技術的の側面から見ると、ドライヤーにも「ベストバランス」というものがあると考えています。 
それは、「温度」と「風量」のバランスです。  
温度が高ければ、または低ければ良いというものでも、風量が多ければ良いというものでもないんです。ドライヤーの仕組み的にはですね、・・・  


久保田さん!ちょ、ちょっとお待ちを!!
この後、じっくり聞いていきますので!! 

おっと、失礼。少々熱くなってしまいました。
落ち着きましょう。  


あぁよかった・・・ 

 

ドライヤーの“絶対的な”正しい使い方

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では、本題に入りますね!

ドライヤーを使って乾かす順番って、“絶対的な”正しい方法ってあるんでしょうか?  


ええ、ありますのでお教えしますね。   
1
. まず、タオルドライでできるだけ水分を取りましょう。  
タオルで髪を拭く段階で、やさしく髪と頭皮を揉むようにして、できるだけ水分を取っておくことによってドライヤーの時間を短縮することが出来ます。  
巷のウワサ通り、タオルドライはかなり重要なんですね。  

面倒が先にたって、つい適当にタオルでガシガシ拭く感じでおしまいにしていました・・・


それは良くないですよ。余計髪を乾かすのに時間がかかってしまいます。しかもやり方によってはキューティクルも痛んでしまう。 
ここは辛抱してじっくりやさしくタオルドライを頑張ってください。

このタオルドライを経て、いよいよドライヤーが登場します。

 

髪は根元から乾かさなきゃダメな本当の理由

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2. 髪の根本からしっかり乾かしましょう。
根元から乾かすことによって、頭皮の生乾きを防ぐことが出来ます。 
このときドライヤーを 10~20㎝程度離し、一箇所に温風をあてるのは20~30秒にしてください。 

おぉ、気になることが目白押しです!
根元って乾かしづらいですよね。根元から乾かすべき理由をもう少し詳しく教えてください! 

はい!いくつかあるんですよ。

①臭いや毛根へのダメージに繋がっちゃうぞ!  
毛の根元は、顔などと違って常に毛髪でフタをされ、体温にて暖められている環境なので、雑菌が繁殖し易くなります。
だから、毛髪の臭いや毛根へのダメージに繋がってしまうんです。 

②実は効率がいいんだぞ! 
人の頭の形は丸いので、髪に付いた水は、重力に引っ張られて根元から毛先にかけて落ちていきます。
だから毛先を先に乾かしたとしても、結果として根元の水が落ちてきて、毛先が濡れ、非効率になります。 

③髪は濡れた状態が一番形を整えやすいぞ! 
髪はいくつもの組織によって成り立っていて、それをいくつかの結合が結び付けています。
その中で、水に濡れると切れる結合が、水素結合です。これは乾くと再び結合します。
濡れている間は形を変えやすいので、根元から乾かすことによって、くせ毛などが直しやすくなるのです。 

おぉ、急に口調がかわいいけど、内容はかなり専門的!
納得感がすごいです! 

 

ドライヤーのベストバランス

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あと、どうして髪から10~20cmを目処にするんですか?
本当は遠ければ遠い程いいでしょうか?あ、でもそれだとダメですよね。温度が下がっちゃう…

そう。だんだん分かってきましたね!では構造を含めて説明しましょう。

そもそも、ドライヤーの風は髪へまっすぐ届くように作られています。でも、髪から離せば離すほど、扇風機のように周りに広がるんです。 
ドライヤーはボディの形状が風を集めて吹き出すデザインとなっていますよね。
ドライヤーから吹き出される風そのものが乱流と呼ばれる状態になっており、吹き出し口から遠いと、空気中に風が拡散しやすい状態となっていきます。
また、髪とドライヤーの間にある空気自体も抵抗となり、ドライヤーからの風とぶつかって、これも風の拡散の原因となります。 

つまり、常温状態の空気と混ざり合って、温風の熱も下り、髪を乾かすには不十分な温度になってしまう、という訳なんです。
また、熱は温度の高いところから、低いところへ移動する性質を持っていますから、熱源から遠ければ遠いほど、温度が下がり、最終的には、お部屋の温度と同じになってしまいます。 
これが冒頭にお話したドライヤーの「ベストバランス」に繋るんですよ。


ふむふむ。やっぱり風量と温度の「ベストバランス」が一番大事なんですね。
なるほど・・・あ、大変!久保田さん!
今日はもう文字数がいっぱいいっぱいみたいです! 

 おぉ、なんと! 

たぶんすぐに、続編をお伝えできると思いますので、みなさま、お楽しみに! 

みなさん、ぜひ楽しみにしていてください! 

 

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PR Table/テスコム電機公式ページ

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