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JOURNAL

教えて技術部!ドライヤー編 パート2HAIR

家電の「い・ろ・は」や、巷でウワサになっている裏技について、果たしてそれが正しいのか否かを探る企画です!

ドライヤーの絶対的な正しい使い方 後編

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前回、タオルドライをしっかりする理由や、
髪の根元を乾かす方法についてご説明しましたね。

参考:教えて技術部!ドライヤー編 パート1
地肌を乾かした後は、毛先に移りますよ。 

久保田さん、やる気に満ち溢れていらっしゃいますね。すばらしい! 
ありがとうございます!

ぜひ、毛先の乾かし方、教えてください!!


はい、では早速。

3. 上から下へ全体を乾かしましょう。 
ドライヤーの風を、髪に対して上から下にあてることで
キューティクルが綺麗に整い、ツヤ感と
指通りを良くします。 

えっと…これは私だけかもしれませんが、私はいつもドライヤーを使うとき、
ドライヤーの先をブンブン左右に振っています。
だって、美容師さんって振りますよね?
久保田さんが「ドライヤーを振りなさい」と言わないと言うことは、
一般用のドライヤーって本当は振らなくて良かったってことですか? 


ほぉ、そうなんですね。実は、一般のお客様用のドライヤーは、
基本的に、振ることを前提した設計にはしていないんです。

な…なんと!!!!! 
ドライヤー、振るの?振らないの?
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数十年、ずっと振るものと思って振り続けておりました…

もちろん、当社のプロ向けのドライヤー「Nobby」などは振って使うことも前提にして設計しています。
むしろ、振ることでドライヤーの熱の調整や、当てる場所の調整をされていますし、
ノズルを持って
施術する場合でも、安定して振れる様に重量バランスを考慮しています。
一般向けのドライヤーも振ってはいけない、ということではないんですが、
ドライヤーを振ると風の温度が下がりますので、注意が必要です。
理想的には“ドライヤーは振らずに手で髪を散らす”乾かし方を
実践していただければと思います。
ドライヤーの風を髪の間に風を入れるイメージです。

でも、ここで一つ注意なのが、髪を散らすことも、
やりすぎると髪の摩擦でキューティクルをはがしてしまう可能性が
あるということなのです。
だから無理はしないでくださいね。

なんと…下とか上とか全く考えないでブンブン振ってました…ショック。
以後、気をつけます!

とにかく早く乾かしたい!夢は叶うのか?

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ちなみに、私はせっかちなので、こういう時も
最大の風量を継続したいんですが、それは問題ないんでしょうか?


こちらは問題ないですよ! 
でも風量が多くて髪が暴れて乾かしにくい、ということもありますよね?
そんな時は、ドライヤーを髪から放すのではなく、
温度を一定に保つために風量を下げていただくのが正解です。
髪についた水分を乾かすには温度が大切ですからね。 

ははぁ、なるほど。 
温度と風量の「ベストバランス」ですね!


その通りです。
では、いよいよ最後ですよ。 
冷風機能、使わなきゃもったいない!
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4. 冷風で仕上げましょう。

仕上げに冷風を当てると、髪型が長持ちします。 
参考:【ドライヤー時間を 5 分短縮!】プロに聞く、本当は楽な正しい髪の乾かし方『女性キレイ研究所』

これもよく聞きますよね。
そもそも冷風機能ってなぜ付いているんですか? 

冷風機能は、髪型を長持ちさせる効果があるので付けています。

もとは、美容師さんからの要望でつけることになったんです。 

実は、当社のドライヤーは現在7割の美容師さんにご利用いただいています。 
さかのぼれば、当社は1969年から美容師さん向けのドライヤーを提供しており、
ご要望を取り入れることによって性能を更新してきました。
その中で生まれた一つの機能だったんです。
 
髪の構造と照らし合わせると、温風でのセット後に冷風を当てることによって、
キューティクルが締まり髪型がキープできる、という訳なんですよ。 
技術的には、ヒーターを停めているだけなので特別な機能ではないんですけどね。 

へぇ…料理で煮物を作ったりするときに、
冷めるタイミングで味がしみる的な原理ですか?


うん…それは違いますね。あれは、浸透圧だよね。 

…あぁ、そっか…

毎日使っているドライヤーなのに、知らないことって沢山あるんですね…
勉強になりました! 
でもまだ聞き足りない!
これはまた記事にするしかないですね(ニヤリ) 


まだまだ余裕ですよ。
受けて立ちます。 

また時期を改めて、巷にあふれる噂話を根掘り葉掘り聞いてみたいと思います。 
久保田さん、ありがとうございました!
それでは、また次回をお楽しみに。

次回もお楽しみにしていてくださいね!

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