2WAYヘアアイロンとはどんなアイテムなのか、まずはチェックしていきましょう。
選ぶときに知っておきたいメリットやデメリット、基本的な使い方なども一緒にご紹介!
これを知っておけば、納得のいく2WAYヘアアイロンに出会えるかも?
2WAYヘアアイロンとは?
ストレートヘア・カールヘアのスタイリングを1台で叶えるアイテム
2WAYヘアアイロンは、主にストレートアイロンとカールアイロンの両方の機能をもつヘアアイロンです。1台でストレートヘアもカールヘアもスタイリングできるため、その日の気分やシーンにあわせてヘアスタイルを楽しみたい方はもちろん、収納スペースをコンパクトにしたい方、旅行や出張などで荷物を軽くしたい方にもおすすめです。
ストレート使用時
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一般的なカールアイロンのバレル(髪を巻きつける部分)が開き、開いた部分に髪を優しく挟み込むことでストレートヘアに仕上げます。 |
カール使用時
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カールアイロンと同様、ラウンド形状のバレルとクリップに髪をはさむことで、カールヘアに仕上げます。 |
また、2WAYヘアアイロンには、ストレートアイロンに切り替えたときに、トングのようにプレートからグリップにわたり開くV字型と、プレート部分のみが開くY字型があり、はさみ圧や取り回しなどにそれぞれ違いがあります。(▼ 左:V字型の2WAYヘアアイロン 右:Y字型の2WAYヘアアイロン)
2WAYヘアアイロンのメリットとデメリット
2WAYヘアアイロンは利便性の高いアイテムですが、もちろん良い面ばかりではありません。購入前にメリットとデメリットを把握して、予算やなりたい仕上がりに合わせてお好みのアイテムを選ぶのがおすすめです。
メリット
ストレートアイロンとカールアイロンを持ち変えることなく、1台でヘアアレンジをすることが可能です。また、ストレートアイロンとカールアイロンをそれぞれ揃える必要がないため、収納場所もコンパクトに。
V字型… | ストレート使用時に持ち手部分の握り具合をユーザー自身で加減でき、髪のはさみ圧を調節できることから、ストレート専用のヘアアイロンのようにクセをしっかり解消できる点がメリットです。 |
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Y字型… | グリップ部分が開く構造ではないことから、やや細身で握りやすく、取り回しもしやすいためヘアアイロン初心者にもおすすめです。また、ボタン1つでストレートとカールをワンタッチ切替できるタイプであれば、スタイリング中も指1本で簡単に切り替えられます。 |
デメリット
2WAYヘアアイロンは通常のストレートアイロンやカールアイロンよりも重く、価格も高くなる傾向があります。
V字型… | ストレート専用のアイロンのようにプレート部分の外側が覆われていません。V字型はストレートに切り替えたときにパカっと開きやすいので、開閉時に加熱されたプレートが肌に当たってしまわないように、注意が必要です。 |
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Y字型… | ストレートに切り替えて髪を挟むときに、髪のはさみ圧を自身で調節することができず本体のクリップノブのバネ圧のみに頼ることになります。そのため、髪のクセを直したいといった方には、はさみ圧が弱く感じてしまうことも。ソフトなはさみ圧は、前髪や顔まわりの髪にアレンジを加えるといった使い方のほうがフィットするでしょう。(▼ クリップノブ) |
いざ購入!2WAYヘアアイロンを選ぶときのポイントは?
2WAYヘアアイロンを購入するときに失敗しないためにも、どんなポイントに気を付けて選べばいいのかご紹介します。
コーティングで選ぶ
アイロンのプレート部分にはコーティング剤が施されていますが、その種類で選ぶのもひとつの方法です。
例えば、“チタン”は髪を捉えやすくキャッチ力に優れた耐久性の高いコーティングでカールがしやすいという特長があり、“セラミックコーティング”は髪のすべりや熱伝導率がよく、熱をムラなく伝えることに長けています。
そのほか、髪の水分蒸散を抑え、髪のうるおいを守り、ヘアカラーの退色を低減する“シルクコーティング™”など、メーカーやアイテムによってコーティング剤が異なるため、それぞれの特長を確認して選びましょう。
髪の毛の長さやなりたい仕上がりで太さを選ぶ
カールタイプのものはカールアイロンと同様、髪の毛の長さや仕上げたいスタイリングに合わせてバレルの太さを選ぶ必要があります。一般的にバレルの太さは26・32・38mmが多く、26mmはショートやボブ、32mmはミディアム~ロングヘア、38mmはロングヘアの方に向いています。
2WAYヘアアイロンの基本的な使い方
2WAYヘアアイロンのストレートタイプとカールタイプ、それぞれの基本的な使い方について解説します。
ストレート使用時
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まずはブラッシングで髪のからまり・ほつれなどを取り除き、上下左右で毛束をまとめてブロッキングします。 通常のストレートアイロンと同様に、髪をプレートにはさんで真っすぐに伸ばしていきます。バレル先端の熱くないところを押さえながら伸ばしていくと使いやすいです。プレートと髪が水平になるように意識して優しくはさみ、毛先に向かってゆっくりとアイロンをすべらせていきます。この時、アイロンを同じ箇所に長時間当てすぎると髪を傷める原因となるので注意が必要です。 |
カール使用時
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まずはブラッシングで髪のからまり・ほつれなどを取り除き、上下左右で毛束をまとめてブロッキングします。ブロッキングができたら、髪をカールさせる前に毛束全体に熱を通してから巻くようにしてみましょう。先にアイロンを通し、髪の面を整えることで美しい仕上がりになります。 通常のカールアイロンと同様に、カールしたい部分の髪をバレルに巻き付け、3秒ほど待ってから髪を外します。寝グセやうねりが気になる場合は、ストレート機能を使って髪を整えてからカールをつくると、よりキレイな仕上がりに。同様の手順で全体を巻き、髪が冷めてから毛束をほぐせば素敵なカールヘアの完成です。 |
2WAYヘアアイロンを使う際の注意点
2WAYヘアアイロンを使ったスタイリング方法がわかったところで、知っておきたい注意点をご紹介。
注意点をしっかり把握して、より安全にキレイなスタイリングを目指しましょう。
スタイリングウォーターを使いましょう
アイロンを使うと、どうしても髪は熱によるダメージを受けてしまいます。ヒートプロテクト機能が備わったスタイリングウォーターなどを一緒に使うといいでしょう。専用のスタイリング剤を使うことで、髪の毛を熱のダメージから保護してくれるほか、セット時間が短縮できたり、スタイルをより長くキープしたりすることができます。
しかし、スタイリング専用ではないトリートメント剤などを使用すると、かえって髪が傷んでしまうので注意が必要です。また、油膜が張ってクセがつきにくくなるオイルやヘアミルクも、スタイリング前に使うのはやめましょう。
やけどに注意
2WAYヘアアイロンでは、ボタンの切り替え間違いがやけどにつながります。例えば、カール機能を使おうとしてストレート仕様になっていると、アイロン部が大きく開いて手や首などをやけどする恐れがあり危険です。2WAYヘアアイロンを使ってスタイリングしている最中は、誤って熱い部分を触らないように注意し、ボタンの切り替えミスにも気を付けましょう。できるだけ肌から離した状態でアイロンを使うことを習慣にしておくと安心です。
2WAYヘアアイロンは、1台でストレートアイロンとカールアイロンの2役を果たしてくれる便利なアイテム。普通のヘアアイロンよりもやや高価ではあるものの、コスパに優れ、持ち替える手間もありません。
ぜひ、なりたいヘアスタイルにぴったりな2WAYヘアアイロンを見つけてみてくださいね!
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